2008年9月23日火曜日

第6回離婚調停 [1/3]

[注意]
本エントリは、私の主観に基づく離婚調停の記録です。
細部の省略や、プライバシーに関わる事項についてのご質問等については、お答えいたしかねることもあることをご了承ください。


私のターン 1


30分ほどで終わった。調停委員さんたちは、長引き始めていることを気にしているようだった。調停委員さんたちも、既にやり直しは困難だと感じているようで、離婚へ向けての話としてやり取りとなった。




  • 1,200万円は現実的ではないと指摘される。

  • ニゲは、ひとりで仕事をしていた。仕事については把握漏れはないはず。

  • 私がニゲについて思っていたことを話す

  • 調停委員さんより、ニゲは「自己破産するしかないと言っている」と言われるが、「そういった脅しには乗れない」という返事をした。

  • 経営改善策から3ヶ月ほど経ったが、何かを実行したという話は一切ない。実行すると言って、何もしないのは、これまでずっと繰り返してきたことである。」ということを話す。これで、「口だけで実行しないニゲ」を実際に見てもらう作戦は成功したといえる。

  • ニゲが、現在の経済状況を認識できないでいるのなら、金銭的な約束については信用することができない。現状を認識できているのなら、話し合いに応じたい。

  • 調停委員さんより「調停が長く続くようなら、いったん取り下げて、しばらくしてから再度調停を申し立てることもできる。」と言われる。もちろん、その間は宙ぶらりんになる。できない相談だ。

  • ニゲの乗っている車の保険の更新をしたかと、調停委員さんに伝言をお願いする。

  • ニゲへの感謝の弁を述べる。



いくつかについて、少し、補足する。

1,200万円は現実的ではない

払ってもらえるなどとは思っていない。そもそも、払えるような人なら離婚など考えなかったかもしれない。
前回も書いたが、私には、ニゲの年収がわからない。それでは、こちらも妥協のしようがないだけだ。優先順位は低い(3番目くらい)ので、ここは妥協の余地がある。同居中に、貯金できていてもおかしくない額程度が妥当と思われるので、700万円程度ならと目安を答える。
返事は前回と同じく、年収がわからない状態では、返事のしようがないと答えておいた。


私がニゲについて思っていたことを話す

ニゲはかつて、言っていた。
「長い間独立したいと思っていた。」
「義父の店の手伝いをしたり、サラリーマンをしたりして勉強していた。」
しかし、その言葉とはうらはらに、会社を経営するということが考えの中にないようだ。不思議でならない。まさか、経営のことが、こうも頭の中にないとは思っていなかった。単に、言い訳として言っているのか、本当に考えがないのかは不明だが、理解することは難しい。


ニゲへの感謝の弁を述べる。

私は、フルタイムで働き、残業もこなしていました。遅く帰っても、そのことで文句を言われたことはありませんでした。「家のことで手の回らなかったこともあった。そのことを、うるさく言わなかったことについては、ありがたく思っている。」といったことを言いました。もちろん、私がそうやって働いているからこそニゲは生活できていたのであり、文句など言いようがなかったはずである。

ニゲのターン 1


待たされている間、申立人待合室で、今回話したことをメモにまとめる。長かった。1時間程度、待たされた。

[続く]

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