2008年5月7日水曜日

第5回離婚調停 [2/2]

[注意]
本エントリは、私の主観に基づく離婚調停の記録です。
細部の省略や、プライバシーに関わる事項についてのご質問等については、お答えいたしかねることもあることをご了承ください。


私のターン 2


10分ほどで終わった。
調停委員さんから、ニゲの話についてと、感想を聞く。




経営と家計がごっちゃになっている

ニゲは、よく言っていた。「いつか、自分で商売を始めるのだと思っていた。」と。
私は、「その程度のこと」はわかっているものと思っていたが、違っていた。
片方の調停委員さんは、会社の経営に関わったことがあるそうで、こういったことには鋭かった。ニゲの間違いに気がついたようである。


私の両親から借りた分も、いくらか援助があったと考えていた

調停委員さんへの説明

ニゲは「私の車の事故もあり、その分だと思っていた。」と言っていたそうだ。そのようにニゲが考えていたことは、初めて知った。
私の答えは、「最初の借金は、事故の前です。2度目のときは、ニゲが保証人になっていた方が、支払い不能になったからです。」である。保証人になっていたことは、支払いが必要になったときになって、初めて聞いた。なお、この保証人話は、かなり確度が高い。私も知っている方で、その頃、不渡りを出している。
私の考え

ニゲの話とかみ合っていないように思われるかもしれないが、それでよいのである。調停委員さんには、何のやり取りもなく、勝手にニゲが援助と判断していたとわかってもらえれば十分だと思った。ニゲに、こう言っておけば何とかなるかもしれないという考えがあるなら、封じる手だてにもなる。


今は駄目だけど、目処が立ったら

調停委員さんへの説明

「『目処が立ったら』というが、私に過去何度も同じことを言っている。信用できない。」
私の考え

これは、借金夫の基本的行動様式であろう。いつまでたっても、先延ばし。確度の低い根拠で、超楽観的判断を下し、他人もそう考えてくれるだろうと思っている。


ずっと理想や夢を語っていた

ネタじゃないかと思いたい。(笑


ニゲのターン 2


帰る時間をずらすためだと思われる。おそらく、20〜30分ほど遅れて、終了となったと思われる。


[第5回離婚調停 完]

2008年5月6日火曜日

第5回離婚調停 [1/2]

[注意]
本エントリは、私の主観に基づく離婚調停の記録です。
細部の省略や、プライバシーに関わる事項についてのご質問等については、お答えいたしかねることもあることをご了承ください。


私のターン 1


基本的に強気の姿勢を保つことにしている。申立人は私なので、イニシアチブはこちらにあると考えていてよい。
35分ほどで終わった。




  • 家計と事業は別。家計の分担以外の支出として1200万円があったのだから、それを請求する。

  • 私の両親に借りたお金と、車の代金と、ニゲの役員辞任を求める。

  • 「辛い状況が続いたのだから、慰謝料を請求したいくらいである。」と言っておく。具体的な額については言わないでおいた。

  • 調停委員さんより、「だいたい3年くらいで払える額にという目安がある。」と言われる。

  • 月々の双方の支出について説明を求められる。

  • 前もって、ニゲの言いそうなことに対して、答えを出しておく。「これまで貸した時、『こんど』とか『入金があったら』というような返事を繰り返していた。ここで妥協したら、結局ずるずるといきそう。信用できない。そういった経緯があるので、額を下げるようなことはできない。」

  • 調停委員さんより、ニゲには離婚の意思はないようであると言われる。



いくつかについて、少し、補足する。

慰謝料を請求したいくらい

払ってもらえるなどとは思っていない。ブラフである。
私には、ニゲの年収がわからない。それでは、こちらも妥協のしようがない。私に妥協の条件を求めてきたら、簡単な収支報告が欲しいと答えようと思っていた。もっとも、いつもいい加減なことを言っていたから、やはりいい加減な報告になる可能性も否定できないが。


月々の双方の支出について

調停委員さんへの説明

月々の家計に対する支出計画は、おおよそ、以下のようであると推察している。
ニゲ 15万円
私 7〜8万円
家事は私がほとんどやっていた。
私の考え

これの他、ニゲが、支払いのお金が足りないというので、仕方なく計1200万円を出していた。年150万円ほどである。私の支出は、月々にすると19〜20万円ほどであったことになる。私の給与は、普通のサラリーマン程度である。つまり、無駄の多い、お金のたまらない一人暮らしをしていたと思えば、腹の立たない程度である。
何度か、家計分担の見直しを提言しており、その際に変更してもよかったはずである。提言の度に、ニゲは抵抗していたが、今となっては実態を知られたくなかっただけのような気がする。


ニゲのターン 1


待たされている間、申立人待合室で、今回話したことをメモにまとめる。長かった。50分程度、待たされた。

[続く]