2008年2月2日土曜日

第2回離婚調停 [1/2]

[注意]
本エントリは、私の主観に基づく離婚調停の記録です。
細部の省略や、プライバシーに関わる事項についてのご質問等については、お答えいたしかねることもあることをご了承ください。


私のターン 1


調停委員さんより、第1回目からの近況を聞かれる。
・ボーナスがでたため、それを使って自動車ローンを繰上完済した。
・離婚の意思は固い。
・今は、心も落ち着いてきている。

ニゲが長期出張をしていてもがんばっていられたのは、「支えたいという気持ちが、あなたにあったからでしょう。」と言われる。口には出さなかったが、「長期出張でも、出費が賄えるというのなら、それで上等。」と思っていたからでもある。当時の私は、家庭を顧みる余裕がなくとも、ニゲの仕事が黒字になればそれが最上だったのである。

調停委員さんとのやり取りの中で、ニゲが両親と私に借りたお金については、なるべく返してもらう方向でいきましょうという話になる。

ズルズルとお金を渡していた訳について話す。
(1) 入金の予定が分かっても、出金の予定があることも分かっているので、強く返済を主張できなかった。

ニゲの仕事を手伝って欲しいと言われた時のことについて話す。
(2) 「勤めを辞めてしまうのは、リスクが高過ぎた。二人とも不安定な収入になるわけにはいかない。」
調停委員さんは、「辞めなくて良かったのかもしれない。」とコメントする。

第1回目の調停で、調停員さんとニゲのやり取りで出てきた事柄について応答する。調停委員さんの思ったことについても聞く。
・やり直せないかと言っていた。
・男性調停委員さんは、元業界の人らしく、業務の実情について詳しかった。
・ニゲは、会社のお金と家計がごっちゃになっていたので、状態が分からなくなっていたのではないかと感じたそうである。
・「1200万円は8年間でならすと、とびきり大きな額ではない。」と指摘される。私も、「仕事で出て行く額としては、とびきり大きな額ではないと認識しているが、家計にとっては大きかった。」と答える。

ついでなので、過去のお金に絡む事実も話しておく。
(3) 以前に、1回、銀行から融資を受けようとして、うまくいかなかったことがある。

調停委員さんより、「お金の問題もあるので、粘り強くやっていこう。」、「両親に借りた分などは、私の立場もあるだろう。」と言われる。その通りである。また、私の給料は、「とびきり多くもないが、さほど悪くもない。」と言われる。同感である。それで生活ができない状態に傾きがちだったから、私はそれを問題だと認識し続けていたのである。

また、以下のような、お約束な質問をされる。
・生活費などはもらっていないのか。
・連絡を取っているか。
生活費は一切もらっていなかったが、実家に住んでいる上、給料もあるので困ってはいないと答える。自動車ローンが繰上完済できているくらいなのだから、困っているわけはないのである。おそらく、確認しておくべきことなのだろう。
連絡もメールでやり取りはあったが、事務的な事柄であったことを話した。

ニゲから、年末にプレゼントをもらったが、未開梱であることを話した。ニゲは、なぜか勤め先にプレゼントを贈ってきていたのだ。箱ごと机の下に押し込んでそのままになっていた。

私のターンが終わるにあたり、調停委員さんより提案がある。
どのような条件でなら、ニゲのことを認められるのかを挙げておいて欲しい、とのこと。もしそれがダメだというのなら、説得に使えるとも言われた。


ニゲのターン 1


待たされている間、申立人待合室で、今回話したことをメモにまとめる。
ニゲは遅刻ていて、ニゲのターンは、到着し次第になる。次に呼ばれるまで、1時間以上待つ。

[続く]

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