[注意]
本エントリは、私の主観に基づく離婚調停の記録です。
細部の省略や、プライバシーに関わる事項についてのご質問等については、お答えいたしかねることもあることをご了承ください。
私のターン 1
出だしはネコの話題で盛り上がり、リラックスしたムードになる。
- 前回、ニゲが出した提案をどう思うか聞かれる。実際にどうなるのかわからないので、紙だけでは信じる気になれないと答える。
- 調停委員さんによると、ニゲは今後の見込みを全く出せないようである。
- 今回の調停前に法律相談に行った。裁判でも離婚は認められる可能性が高いと言われた。
- 別居のままが続くのは、苦痛である。再婚もできない。
- 支出圧縮のため、引っ越しをしたことがあることを話す。
- ニゲの仕事を手伝うのはどうかと、調停委員さんより提案される。今更する気にはなれないし、以前は私が仕事を辞めると収入が途絶えて危ないと思っていたことを話す。
- 私は金銭関係の離婚に関する実際問題、ニゲは離婚したくないの一点張りで、話がすれ違ったまま。
- 私は、ニゲからの返済として1200万円を主張していた。これは、10年でも月々10万円となり、かなりの額であると、指摘される。
いくつかについて、少し、補足する。
ニゲが出した提案
「見える経営にする」、「工数の把握をする」、「お金はプールしておく」などといった言葉が並んでいた。これを文字通り実行するならば、大変素晴らしいものになるだろうと思う(当然ともいうが…これまでと比べると、素晴らしいとしか言えない。)。しかし、それをニゲが実行するとは到底思えないのだ。これは、方々の借金夫関係の記録にも時折出てくるが、実行できそうもない約束を提示しているだけなのだ。しばらく様子を見させてほしいと言って、調停委員さんには、「口だけで実行しないニゲ」を実際に見てもらうことにした。
ニゲは今後の見込みを全く出せない
ここで言う見込みとは、現在状況の把握と、現状からの直近将来予測などのことである。黒字化への見通しといった意味ではない。
自分一人で仕事をしているはずなのに、出せないという。出したくないのか、管理しようという発想が全くないのかもしれない。さすがにこれには、調停委員さんも呆れて、困っていた。
話がすれ違ったまま
調停が始まって、既に半年が経っていた。しかし、ニゲは未だに、離婚を否定していた。自分でした提案を実行できないのと同様に、離婚を止める力があるとは思えなかった。別居の時間が長くなれば、裁判になっても私の有利な素材が増えるだけだ。粘ろうという思いを強くした。
ニゲが、徐々に生活に困っていくのがわかった。困り行く生活に悩まされずに済んでいることに、安堵していた。
ニゲからの返済
1200万円も返済してもらおうとは思っていなかった。ただ、私のこれまでの負担と現実を、ニゲと調停委員さんに理解してもらう必要があったのだ。また、ニゲの収入が不明なので、どの程度の返済を希望するのか、といった見込みもたてられなかったのである。
ニゲが離婚に同意するまで、この額を変更する気はなかった。同意するのであれば、これは折衝に応じようと考えていた。
ニゲのターン 1
待たされている間、申立人待合室で、今回話したことをメモにまとめる。長かった。1時間程度、待たされた。
[続く]